発売延期を乗り越えて。シビック タイプR、マイナーチェンジモデル発売！

ホンダは10月8日、シビック タイプRのマイナーチェンジを発表、10月9日より発売する。価格は475万2000円。国内限定200台のリミテッドエディションは11月30日に発売、価格は550万円。



2017年にデビューした現行型シビック タイプR。今回のマイナーチェンジでは、前後バンパーをよりスポーティなデザインにするとともに、エンジンの冷却性能を向上させ、サーキットでの走行性能をさらに追求した。また安全運転支援システム「ホンダセンシング」を装備し、楽しさと安全を両立させている。



ボディーカラーは、チャンピオンシップホワイト、ポリッシュドメタル・メタリック（新色）、クリスタルブラック・パール、フレームレッド、レーシングブルー・パール（新色）の全5色。



〈シビック タイプRのおもな変更点〉

・サーキット性能の進化
フロントグリルの開口面積を従来モデルから大きくすることで冷却性能を向上。フロントバンパーエアスポイラーの形状変更などを行い、従来モデル以上のダウンフォースレベルを実現させた。また、2ピースフローティングディスクブレーキを採用することで、サーキット走行時のブレーキフィールも向上、バネ下重量低減にも貢献している。



・ダイレクト感の進化
アダプティブ・ダンパー・システム制御や、サスペンションブッシュ・ボールジョイントなどのきめ細やかなサスペンションの改良を実施。コーナーアプローチからコーナーを抜けるまでの一連のハンドリング性能や、荒れた路面における接地性・制振性が進化。街乗りから高速道路、ワインディングやサーキットなどあらゆるシーンで一体感を味わえる。



・ドライビング空間の進化
ステアリングの表皮にアルカンターラを採用、握りの質感とフィット感を向上させ、車両挙動をよりダイレクトに感じられるようにした。またシフトノブはティアドロップ形状に変更し、ノブの傾きを確認しやすくするとともに高い操作精度を実現。ドライバーと車両の一体感をさらに進化させている。

シビック タイプR リミテッドエディションは限定200台

注目は、「タイプRの起源に立ち返った」とホンダ自らが語る、軽さと速さを研ぎ澄ましたシビック タイプR リミテッドエディションの設定だ。車体の軽量化や専用装備により、ピュアスポーツ性能をさらに高めている。



シビック タイプR リミテッドエディションは国内200台限定で販売。商談権の詳細に関しては、以下のページを確認してほしい。

https://www.honda.co.jp/CIVICTYPE-R/

・外板色「サンライトイエローⅡ」
初代シビック タイプRを想起させるサンライトイエローⅡを専用色に設定し、歴史と進化を感じる究極の操る喜びを目指している。

・BBS製20インチ鍛造アルミホイール
リミテッドエディション専用装備。バネ下重量低減に貢献する。



・20インチのミシュラン パイロットスポーツ Cup2
サーキットパフォーマンスに優れたハイグリップなタイヤを装備する。

・アダプティブ・ダンパー・システムと電動パワーステアリングは専用セッティング

〈文＝ドライバーWeb編集部〉