2020/10/01 新車 PR

鬼に金棒!? 日産キックス ✕ e-POWER = 楽しい!


広くてオシャレなデザインが、アクティブ心をくすぐる


座った瞬間にハッと驚かされたのは、着座点の高さである。コンパクトSUVであるにもかかわらず、クラスを超えた車格感を意識させられた。視点が高いから圧迫感がない。遠くまで見渡せる。


●インパネは、鮮やかなオレンジタンとブラックの2トーン


●ナビはソフトパッドに埋め込まれる形



●USBは前席と後席に各1個ずつ

後席はさらに視点が高い。実際の広さも十分ながら、感覚的な圧迫感もなかった。体を崩して座っても、足元には余裕がある。背筋を伸ばして座っても、頭上にたっぷりと空間が残されていることには驚かされた。これなら、後席に揺られながらのロングドライブも快適だろう。


●後席ヘッドルーム、ニールームの広さも十分だ(身長170cm)

ちなみに、デジタル処理のインテリジェントルームミラーは、バックカメラの映像をインナールームミラーに映してくれるタイプだ。そのため、どれほど多くの荷物を満載しフル乗車でドライブしても、後方視界が犠牲になることがない。安全性が高いだけでなく、ロングドライブでも疲労が少ないのだ。

室内は広々していながら、躍動感がある。ツートーンインテリアは、興奮を誘う。それせいてゴテゴテしていないのは好感触だった。

そもそもキックスに乗り込む前にすでに、興奮が高まっている。Vモーショングリルは力強さの象徴に思えた。どこかへ旅に出かけたくなる。荷室も広い。トランクスペースにボストンバッグや旅行トランクを放り込むことも容易だし、スノボの板や自転車など、かさばる長尺モノも、後席をセパレートで倒せば収まる。行動範囲は驚くほど広いのだ。

遊び道具を放り込んでリゾートに行くことも、キャンプ道具満載でアウトドアを楽しむことも、これなら可能なのだろうとワクワクした。

ワンタッチで楽々!



●ラゲッジ側からも操作可能な可倒レバーを装備。引っ張るだけで簡単に操作できるので、女性や子供でも扱いやすい!


●後席からラゲッジルームにかけて広い空間を確保。ラゲッジルームは荷室長900mmとクラストップの広さだ


●大型スーツケースなら2つ、機内持ち込みサイズ(675mm×452mm×250mm)なら4つ以上が収まる広さだ


●9インチのゴルフバックも3つまで積載可能。シートアレンジもシンプルで使いやすい空間に仕上がっている

デザインが”イイ”から楽しい!


3つのVモーション



●ヘッドライト、リヤコンビランプ、グリルはすべて日産のシグネチャーデザインでもあるVモーションを採用。グリルはヘッドランプ下のメッキも含めたダブルVモーションだ

まとめ:一緒に走り出したくなる


●プロレーシングドライバーであり、ニュルブルクリンクマイスターの自動車伝導師。独自の視点でクルマの魅力を発信中

久しぶりに気持ちが高ぶるモデルに出会えた思いがした。元気のよさを感じるデザインだけでなく、躍動感あるインテリアに包まれていると、ついつい旅に出かけたくなった。

e-POWERは街なかのドライブで心地いいし、乗り心地も優しい。日常のドライブでも期待に応えてくれる。それでいて、ロングドライブも可能だ。基本的にはEV走行なのに、電欠の不安がない。キャンプサイトのような悪路へも踏み込める。行動範囲の広さには脱帽である。

それにしても、ガソリンエンジンと電気モーターを並列で装備するe-POWERはコスト的に優しくない。しかも、高性能なプロパイロットを組み込んでいる。それでいて300万以下に抑えたことは喜ばしい。高価な17インチのタイヤを組み込んでいて、コスパは高い。キックスとの生活を始めてみるのも悪くはないだろう。

楽しe、かっこeだけじゃない!



◎ワンペダル×e-POWER×プロパイロットでSUVらしい走りと、安心安全を網羅!
◎洗練されたデザイン
◎室内空間の開放感

■価格比較表

●コストパフォーマンスのよさもキックスの魅力の1つ。ライバル車と比較してみると、抜きん出て価格が安いわけではないが、e-POWERとプロパイロットが標準装備となればキックスの”お得さ”がうかがえるだろう


〈文=木下隆之 写真=岡 拓〉

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ドライバーWeb編集部

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