2020/09/07 モータースポーツ

【動画アリ】WRC第4戦エストニアで、勝田貴元が総合5位を走行中に壮絶クラッシュ!【無事でよかった】

●トップドライバーと同レベルのタイムで快走していただけに、残念!



WRC 2020 第4戦

第10回 ラリー エストニア 2020

日時:9月4~6日

サーフェイス:グラベル

SS総走行距離:232.64km(SS数17)

サービスパーク:タルトゥ

勝田貴元

トヨタGAZOOレーシングのラリーチャレンジプログラムでWRCに参戦している、日本の「若武者」勝田貴元。9月4〜6日に行われた、WRC第4戦ラリー・エストニアで総合5位までポジションをあげて快走を見せていたのだが、最終日デイ3のSS13でコースアウトを喫してしまった。



マシンは数回横転し、無事着地したものの修復不可能なレベルにまで壊れてしまうほどの壮絶なクラッシュだった。幸いクルーは大事に至ることなく、ラリー後に勝田本人のツイッターでコメントが発表された。

勝田貴元

「応援してくださった皆さん申し訳ありません。 SS13でクラッシュしました。 レッキでのペースノートミスが原因です。 ペースノートに記したアングルよりもワンランクキツイコーナーでした。 このラリーでは、トップと遜色ないタイムで走って多くを学びました。 必ずさらに強くなって戻ってきます。」



なお、ラリーは地元ドライバーの現チャンピオン、オット・タナック(ヒュンダイ)が優勝。2位は同じくヒュンダイのクレイグ・ブリーン。3位はトヨタのセバスチャン・オジェが入った。

タナック

選手権争いは、ドライバーズランキングでオジェがトップをキープ。2位はこのラリー4位入賞のエルフィン・エヴァンス。3位にタナックが浮上した。マニュファクチャラーズランキングは、トヨタがヒュンダイに代わり首位となっている。次回のWRCは、9月18〜20日に行われるラリー・トルコ。勝田の参戦は、次々線のラリー・サルディニアに予定されている。


<写真=TGR/Redbull>


ドライバーWeb編集部・青山

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