2020年5月、日産は構造改革の一例として「今後18カ月以内に12の新型車を投入する」と発表した。
そして、「NISSAN NEXT:From A to Z」というタイトルの動画を公開、「日産は生まれ変わります」というメッセージを世界中に発信した。
この動画の最後では、「Z」、つまり次期フェアレディZの姿を公開。「ついにフルモデルチェンジか!」とクルマ好きは大いに盛り上がった。当時の記事は、下記をご確認いただきたい。
https://driver-web.jp/articles/detail/34215/
さて、日産はEV、またはe-POWERなど電動パワートレーンを主軸に今後の新車展開を進めていく。「もしかして、Zも電動車両に…?」というウワサまである。確かに7月15日に発表される次世代EVのARIYA(アリア)はスポーツカー顔負けのスペックを誇示してるようだし、モーターの特性からいってもスポーツカーは作れなくないだろう…。
だがしかし。とある関係者はそれを全否定した。
「次期ZがEV? ハイブリッド? e-POWER? それはないですね」。
「やはりスポーツカーは内燃機だろう」という声が日産のなかでは大きいようで、次期フェアレディZは純粋な“エンジン車”としてすでに開発が進められている。冒頭の「18カ月以内に投入」というスケジュールを考えると、2021年12月までに発売。となれば、お披露目は2021年10月の東京モーターショー会場で!?(新型コロナの影響もあり、開催できるかどうか現時点では不明だが…)
気になるのは、そのエンジンの種類だ。有力なのは、スカイライン400Rに搭載されている3L・V6ターボエンジン。最高出力は405馬力で、スペック的には申し分ない。現行型は3.7L・V6エンジンで、336馬力(ニスモは355馬力)。大幅なパワーアップを遂げるのは間違いない。大排気量NAの魅力は捨てがたいが…。
次期Zは、動画内のシルエットを見る限り1969年にデビューした初代フェアレディZのような、スリムかつロングノーズ&ショートデッキな姿で登場するはず。
軽量ボディに400馬力超のエンジン…。歴代最強となるのは間違いなさそうだが、それ以外にもどんな新しさを見せてくれるのか、今から楽しみで仕方がない。新型コロナウイルスの感染拡大が開発スケジュールに影響していなければいいのだが…。
〈文=driver@web編集部〉
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