ホンダは鈴鹿サーキット国際レーシングコースで、「シビック タイプR リミテッドエディション」の最終的な性能評価のための走行テストを実施。FFモデルで最速となる2分23秒993のラップタイムを記録した。発表日は7月9日。ちなみにこれまでの最速タイムは、 ルノー・ジャポンが2019年11月28日に発表したメガーヌR.S.トロフィーRの2分25秒454。
今回の走行テストは、量産前の最終開発車両で行われた。シビック タイプR リミテッドエディションは、世界で約1000台、国内200台限定のスペシャルモデル。
https://driver-web.jp/articles/detail/28923/
最速ラップタイムを支えた技術として、下記があげられる。
・リミテッドエディション専用のBBS製20インチ鍛造アルミホイールを採用し、バネ下重量を軽量化
・サーキットパフォーマンスに優れたハイグリップな20インチ専用タイヤ(ミシュラン パイロットスポーツCup2)を採用
・アダプティブダンパーシステムとEPSの専用セッティング
シビック タイプRの開発責任者、柿沼秀樹氏は下記のように寄せている。
世界中から届くシビック TYPE R(DBA-FK8)への驚きと喜びの声は我々の心を鼓舞し、決して立ち止まらずに、スポーツカーとしての本質とドライビングプレジャーをさらに磨き上げるべく、お客様の期待を超える進化を目指しました。
モータースポーツの世界では、歩みを止めることは即、敗北を意味します。だから、決して歩みを止めてはならない。Hondaに連綿と宿るこの“レーシングスピリット”こそが、私たちを突き動かしました。
エンジン冷却性能向上やブレーキディスク2ピース化により高温時のパフォーマンスをさらに高めた加速・減速性能、サスペンションブッシュやアダプティブ・ダンパー・システム制御のアップデートにより精緻さを増した操縦性能。
その上で、Limited Editionでは、鍛造アルミホイールをはじめとするさらなる車体軽量化と、サーキットパフォーマンスに照準を合わせた専用タイヤで、軽さと速さを研ぎ澄ませました。
今回のモデルチェンジでは、Hondaモータースポーツ開発の要であるHRD Sakuraとタッグを組みながら速さを磨き上げ、「世界屈指のサーキット」と言われる鈴鹿サーキットで、歴代TYPE R最速の足跡を刻みました。
Hondaの考える理想のスポーツカーにまた一歩近づくことができたと確信しています。
どうぞ、存分にお楽しみください。
新型コロナウイルス感染拡大の影響により、シビック タイプRの販売は延期されているが、もう間もなく詳細が公開されるかも。しかしシビック タイプRとメガーヌR.Sの戦いはどこまで続くのだろうか?
〈文=driver@web編集部〉
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