2020/06/18 新車

レクサスLCコンバーチブルが衝撃デビュー!発売は7月15日。優雅極まる完璧なプロポーションに1500万円はけっして高くない!?


2020年6月18日。レクサスのフラッグシップクーペ「LC」が一部改良と同時に、コンバーチブルモデルの「LC500 Convertible(コンバーチブル)」を新設定。併せて特別仕様車「LC500 Convertible “StructuralBlue”(ストラクチュラルブルー)」を60台限定で発売した。限定60台のうち40台についてはオーナー向けの先行商談を開始しており、残り20台を一般向けの抽選発売分として6月18日からウェブ上での商談公募を開始する。


「LC500コンバーチブル」は、レクサスのフラッグシップ・オープンモデルとしての存在感を独自の世界観で表現。造形美や空力性能・慣性諸元などは、クーペモデルと同様に追求。最高出力477馬力、最大トルク55.1kgmを発揮する5リッターV8の自然吸気エンジンに10速ATの組み合わせたモノグレードで、価格は1500万円。


LC500コンバーチブルのトップには、吸音材を組み合わせた4層構造の電動ソフトトップを採用。車両重量の軽量化とともに、ルーフ収納スペースをコンパクトにでき、オープン時の美しいスタイリングにも貢献する。ルーフの状態にかかわらず美しいシルエットを目指し、ルーフオープン時は、ソフトトップが完全に格納される自動開閉式のトノカバー付きフォールディング機構を採用。また、トップの材質や質感を吟味し、骨格と素材の張り具合を徹底検証することで、クローズ時にはクーペのような美しいルーフラインとなるようこだわった。


クーペと同様に低く構えたフロントフェンダーに加え、キックアップさせたドアエンドのベルトライン形状とトランクの後端を跳ね上げたリヤシルエットにより、キャビンまわりの適度なタイト感と前後の伸びやかさを兼備したプロポーションを実現。




ルーフの開閉時間は約15秒とスピーディ。もちろん開閉速度だけでなく動き方にもレクサスらしいこだわり。書の三折法(書道におけるリズム)にヒントを得て、開閉動作を「動き出し〈トン〉」、「途中〈スー〉」、「動き終わり〈トン〉」※〈 〉内はリズムのイメージ表現 の3ステップに分解。動き出しと動き終わりには適度な「タメ」を持たせながらも、極端な速度変化がないようリズムよくつなぐことで、優雅で自然な動きを実現している。


そのルーフスイッチは、ルーフ開閉とスイッチを傾ける方向を合わせることで直感的に操作できるよう配慮。開閉作動中は、マルチインフォメーションディスプレイにルーフの動きをグラフィック表示するので、作動状況がひと目でわかる。ルーフは約50㎞/h以下であれば走行時でも開閉可能だ。


インテリアも、シート肩口のキルティングや穴径の異なる3種類のパーフォレーション加工によるグラデーション表現のほか、ヘッドレストの後部にさりげなくLマークのエンボスを配するなど、ルーフを開けた際の車外からの見え方に徹底してこだわった。



ほかにも車内の不快な風の流れを抑えて静粛性を高めるウインドディフレクターや、エアコン/シートヒーター/ネックヒーター/ステアリングヒーターの自動制御(レクサス クライメイト コンシェルジュの採用)、さらにルーフのオープン/クローズ状態に合わせてエアコンの自動制御やアクティブノイズコントロール(ANC)による低周波ノイズの低減など、オープン化によるネガティブな面を抑え、快適性を高めるコンバーチブル独自の機能が備わる。


走行性能もクーペの一部改良(別項)と同様に、リヤサスペンションタワーブレースや床下ブレースの結合部などへアルミダイキャストを採用。また、マグネシウムやアルミニウムなど軽量素材の配置を最適化することで優れた重量バランスを実現。リヤには上質な乗り心地と運動性能向上に寄与する「パフォーマンスダンパー」を採用する。


また、今回の改良でマルチメディアシステムが「SmartDeviceLink」と「Apple CarPlay」、「Android Auto」に対応。iPhoneやAndroidスマートフォンをワイドディスプレイに連携することで画面操作や音声操作が可能となった。コンバーチブルはエクステリアカラー11色とソフトトップ2色、内装色3色で44通りの組み合わせを設定。

LCの詳しい情報はこちら
https://lexus.jp/models/lc/

〈文=driver@web編集部〉


レクサス
https://lexus.jp

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