2020/05/19 コラム

まさか銀行までドライブスルー!全国金融機関初、OKB大垣共立銀行「ドライブスルーながくて出張所」の正体

■「自動車王国」の愛知県ならでは!

新型コロナウイルスの集団感染が生じやすい「密閉、密集、密接」を避けられることから注目を集めるドライスルー営業。その代表格といえばファーストフード店が思い浮かぶが、全国でも珍しい「ドライブスルー型の窓口がある銀行」が愛知県長久手市にあるという。

OKB大垣共立銀行の営業エリアは岐阜、愛知、三重、滋賀と広範囲に及び、それぞれの地域の特性や利用者のニーズに合わせた店舗作りを行っている。なかでも愛知県長久手市は名古屋市や豊田市に隣接し、若い世帯を中心に人口増加が続く地域。クルマでの移動が圧倒的に多く、店舗周辺にもドライブスルー型の店舗が多いという特性に着目し、2013年4月に全国金融機関初のドライブスルー店舗「ドライブスルーながくて出張所(愛称:ポポット)」をオープンさせた。


「ドライブスルー」の店名どおり、クルマに乗ったままで引き出し・預け入れ・両替・口座開設など、通常の店舗とほぼ同様のサービスが利用でき、利用者の伝票記入や印鑑の押印が不要な「記入レス」「印鑑レス」によるスピーディな取引が可能。なお、手続きに時間のかかる融資や金融商品などは、近くの「ながくて支店」を案内している。

■オープン前にファーストフード店で研修を実施

金融機関としては前例のないサービスゆえに、オープン前に大手ファーストフード店で研修を受けるなどして、ドライブスルー営業における接客の訓練を重ねたという。利用者の反応は「小さな子どもが寝ていてクルマから降りられないときがあるので、すごく助かる」「雨の日や急いでいるときでもクルマから降りずに利用できるのがうれしい」と好評だ。

■ドライブスルーATMも全国金融機関初!


さらに、OKB大垣共立銀行ではドライブスルーATM(こちらも全国金融機関初)を以下の4カ所に設置している。

・羽島支店(岐阜県羽島市)
・真正支店(岐阜県本巣市)
・ドライブスルーながくて出張所(愛知県長久手市)
・藤沢支店(愛知県豊橋市)

ATMには昇降と幅寄せ機能を搭載。クルマの車高や停車位置に合わせて運転席窓側に自動でATMが移動してくるので、ミニバンやSUVなど車高の高いクルマや、幅寄せが苦手なドライバーでも安心して利用できる。


新型コロナウイルス感染症の拡大で「3密防止」がクローズアップされるようになってからは、ドライブスルー店舗窓口の利用者は約20%増加しているとのこと。ちなみに、OKB大垣共立銀行ではドライブスルー店舗以外にも、手のひら静脈情報を活用し、窓口・ATM・貸金庫を“手のひらだけ”で利用できる「フィンテック店舗」や、コンビニをモデルにした新しいスタイルの店舗、年中無休で窓口営業を行なう「エブリデープラザ」、銀行機能を搭載した移動型店舗など、利用者の多様なニーズに合わせた特徴のある店舗を展開している。

■取材協力:OKB大垣共立銀行
https://www.okb.co.jp/

<文=湯目由明>

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