2020/05/15 ニュース

スイフトの1リッターターボが消滅した理由とは

■1Lターボは確かに中途半端だったか…

5月15日、スズキはスイフトとスイフトスポーツの一部仕様変更を発表。安全装備などを充実させて、5月25日より発売する。価格は、スイフトが153万5600〜208万7800円。スイフトスポーツは201万7400〜208万8900円。


●スイフトに新設定されたラッシュイエローメタリック シルバー2トーンルーフ仕様

今回の一部仕様変更では、後方関係の安全機能の追加や、スイフトスポーツだけでなくスイフトにも全車速追従機能付きのアダプティブクルーズコントロールが全車標準(MTなどは除く)となるなど、安全装備をぐっと充実させてきた。

それよりも、驚いたのはスイフトのスポーティなパワートレーン、1リッター直3ターボを搭載したグレードがカタログ落ちしたことだ。なぜだろうか? 早速スズキ広報部に問い合わせてみると、

今回のスイフト一部仕様変更では後退時ブレーキサポートなどの安全装備を充実させたことと同時にグレード構成の見直しも行いました。機種数を絞って、販売の効率化を図っています。

現行4代目となるスイフトは、2017年1月に発売。パワートレーンは1.2Lマイルドハイブリッド、1Lターボ、1.2Lガソリンの3種類からスタート。その約半年後、7月にはAGSと組み合わせたユニークな1.2Lハイブリッド車を追加。多様なパワートレーンを誇っていた。

一方で、販売店では「種類が多すぎる」という指摘もあったようだ。お客からも「どれを選べばいいかわからない」という声も。また、スイフトスポーツという廉価でありながら十分すぎるスポーツ性を持つモデルがあるなか、1Lターボは確かに中途半端な存在に映る。スイフトの販売台数は、1.2Lガソリン系が稼いでいる。

というわけで、1Lターボはリストラされてしまったわけだ。スポーティ路線をひっさげて誕生した現行スイフトの、イメージリーダー的パワートレーンだっただけに、寂しい気もする。

だが今回の改良で、安全装備を充実させるなどスイフトの魅力は高まった。ヤリスやフィットなど強豪が新型に移行するなか、モデルライフ中盤での今回の進化が今後の販売台数にどう影響するのか、見物である!

〈文=driver@web編集部〉

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