2020/05/12 カー用品

2020年モデルは全国の市街地図を表示可能に!人気のポータブルナビ「ゴリラ」をさっそく使ってみた 【パナソニック】

2020年5月12日、ポータブル型ナビの代名詞といえるパナソニックの「ゴリラ」がモデルチェンジを実施。ラインアップは7型ディスプレイを搭載した「CN-G1400VD」、「CN-G740D」、5型ディスプレイを搭載した「CN-G540D」の3種がそろい、予算やニーズに合わせて最適な1台が選べる。いずれも価格はオープン(6月中旬発売)。



●パナソニック ゴリラ CN-G1400VD

Panasonic

Gorilla CN-G1400VD

「ゴリラ」2020年モデルの最上級機である「CN-G1400VD」をいち早く試した。


●スタンドはゲル状吸盤の採用で優れた吸着力を発揮。角度調整の自由度も高い

●操作レスポンスに優れ、画面の切り替えや地図スクロールは素早くスムーズだ

●本体の背面にはSDメモリーカードスロットを搭載。写真や動画、音楽の再生ができる

●バッテリーとアンテナを内蔵しているためポータブルテレビ(ワンセグ)としても活躍

車両への取り付けは、本体を吸盤式スタンドでダッシュボードに装着し、電源はシガーソケットから取得だけと簡単。フィルムアンテナをフロントガラスに貼り付けるタイプだ。


●上は2019年モデルで、下がCN-G1400VD。市街地図収録地域を1295都市から1741都市に拡大し、全国の市街地を100%カバー。全国どこでも詳細な情報が得られる

ナビ機能での注目は地図データの充実。なんと市街地図は日本全国100%をカバー(無人島を除く)するのだ。都市部以外でも道路の形状や建物の形まで正確に描かれる。また、ルートガイドの目安となる方面看板表示は路上に設置されているものと同じデザインで、リアル交差点拡大図もカラー舗装やドットレーンを正確に再現する。しかも全地図更新1回/部分地図更新が最大3年間無料で、新鮮な地図データを使い続けられる。


●ルート案内中に主要な交差点で表示されるリアル交差点拡大図。目の前の光景とリンク

●方面看板表示は実物を正確に再現。反転文字や高速道路ナンバリングにも対応する

ルート探索は条件が異なる5つのルートを提案する。VICS WIDEの情報を活用して渋滞回避も可能だ。ガイド中には新旧ルート比較とともに自動再探索も行う。


●走行している道路の制限速度を知らせてくれ、超過した場合には警告を行う

●一時停止や踏切など注意すべきポイントを案内。優れた測位性能により逆走検知も可能

このほかパナソニックならではの「安全・安心運転サポート」の搭載も見逃せない。運転に注意すべきポイントを音と表示でドライバーに知らせてくれ、うっかりミスが原因の事故や違反が未然に防げる。高速道路での逆走を警告する逆走検知機能も備えている。


●オプションのリヤビューカメラ「CY-RC100KD」

オプションには高画質リヤビューカメラ、「CY-RC100KD」を用意。シフトレバーをリバースに入れると自動的に車両後方の映像に切り替わる。車幅を示すガイドラインも表示


ベーシックモデルも
「全国市街地図」や「安全安心運転サポート」機能を搭載

そのほかの新製品である7型ディスプレイ搭載の「CN-G740D」と5型ディスプレイ搭載の「CN-G540D」については、最上級モデルの「CN-G1400VD」同様に全国の市街地図を100%カバーするほか、リアルな案内表示機能を搭載。また、一時停止などの標識の見落としや高速道路の逆走を警告する「安全・安心運転サポート」機能も搭載する。

ただし、無料地図更新やVICS WIDE機能には対応せず、わかりやすく安心で着るポータブルナビをより安価に導入したい人向けのモデルとなっている。


●7インチ画面の「CN-G740D」

Gorilla CN-G740D


●5インチディスプレイの「CN-G540D」

Gorilla CN-G540D

「ゴリラ」2020年モデルの詳しい情報はこちら
https://panasonic.jp/car/navi/products/G1400/

〈文=浜先秀彰 写真=澤田和久〉


■問い合わせ先
パナソニック
TEL:0120-50-8729
https://panasonic.jp/navi/

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