2020/04/28 新車

【藤トモ解説】今、Honda N-WGNが選ばれる7つの理由



今、クルマ業界でもっとも重視されるのが安心・安全だ。Hondaは、軽自動車と登録車の垣根を越えて、さまざまな安全装備を次々に投入。そこで最新のN-WGN。使い勝手の面でも工夫にあふれ、安心・快適なパートナーとしてオススメできる1台。その詳細を、藤トモことモータージャーナリストの藤島知子が解説する。


●藤トモこと、モータージャーナリストの藤島知子。雑誌やウェブへの寄稿、また自動車専門TV番組への出演など幅広く活動。女性目線はもちろん、コアな部分にも精通する頼れるモータージャーナリストだ

見た目、走り、装備に高評価


■N-WGN L Honda SENSING(FF・CVT)主要諸元 【寸法mm・重量kg】全長✕全幅✕全高:3395✕1475✕1675 ホイールベース:2520 トレッド:前後1305 車両重量:850 【エンジン・性能】種類:直3DOHC 総排気量:658cc 最高出力:43kW(58ps)/7300rpm 最大トルク:65Nm(6.6kgm)/4800rpm 使用燃料・タンク容量:レギュラー・27L WLTCモード燃費:23.2km/L(※) 最小回転半径:4.5m 乗車定員:4人 【諸装置】サスペンション:前ストラット/後トーションビーム ブレーキ:前ディスク/後L&Tドラム タイヤ:前後155/65R14

※燃料消費率は定められた試験条件での値です。お客様の使用環境(気象・渋滞等)や運転方法(急発進・エアコン使用等)に応じて燃料消費率は異なります。WLTCモードとは市街地、郊外、高速道路の各走行モードを平均的な使用時間配分で構成した国際的な走行モードです


―― N-WGN、とにかく見た目がかわいいですよね。
藤島 軽自動車って枠があってデザインしにくいはずなのに、シンプルながら安定感があって。女性だけではなくて男性にも似合うと思います。
―― それは走りにも表れてますよね。
藤島 今回乗ったのはNAでしたが、CVTがすごくいい仕事をしている。クルマが好きな人や、それこそ私たちの業界でもCVTを嫌がる人たちがいますが、N-WGNの場合はCVT特有のネガを感じさせません。具体的には、エンジン音だけが高まって車速が伸びないとかそういった類の弱点はないですね。
―― ロングドライブでとっても便利な渋滞追従付きアダプティブ・クルーズ・コントロールも魅力です。
藤島 機能だけが進化しても、走りがダメだったら長距離ドライブでは疲れてしまいます。その点でN-WGNは、乗り味が穏やかなのに芯がある感じで、ビシッと走れる。


―― N-BOXしかり、懐が深いというか基本性能の高さを感じます。
藤島 Hondaって軽自動車と登録車の垣根がないというか。インパネとかシート地の質感も高いし、いい相棒としてつき合える雰囲気がありますね。
―― しかも、創意工夫がある。
藤島 軽は、室内が広くても4人座ったら荷物の置き場に制限がある。それ、2段ラゲッジボードでブレイクスルーしましたよね。
―― 上下に荷物を分けて入れられる、なんだかフリード+みたい(笑)
藤島 いろいろ妥協しなくてもいいから、安心して選べるクルマです。
―― ボディカラーも豊富で、2トーンカラーもオシャレです。
藤島 特に女性はうれしい。女心をよく研究しているなと思います(笑)

 

N-WGNが選ばれる7つの理由!


〈選ばれる理由①〉
レトロなデザインで見た目にも安定感


軽規格のなかで、おおげさなキャラクターラインではなく、ふくよかさを表現。丸目のヘッドライトをはじめ、ドアパネルなどに微妙な曲面を用いているからこそ生まれた雰囲気だ。腰高感のない安定したスタイルは見た目の安心感にもつながる。


〈選ばれる理由②〉
横断中の自転車や夜間の歩行者まで検知する
衝突軽減ブレーキ(CMBS)を採用


衝突軽減ブレーキは、前走車、対向車、歩行者、横断中の自転車との衝突回避を支援。さらに検知機能が進化したN-WGNは夜間の歩行者認知性能が向上。また、横断中の自転車検知まで実施。万が一の事故を回避、もしくはダメージを軽減できる。

※“衝突軽減ブレーキ(CMBS)”は、約5km/h以上で走行中に自車との速度差が約5km/h以上ある前走車、歩行者、移動する自転車、または対向車に対して衝突する可能性があるとシステムが判断した場合に作動し、自動的に停止または減速することにより衝突回避や衝突被害の軽減を図る。対向車、歩行者、移動する自転車に対しては自車が約100km/h以下で走行中の場合に作動します


〈選ばれる理由③〉
長距離ドライブでも安心な
渋滞追従機能付きACCを搭載



簡単操作で前走車との車間距離を一定に保ちながら走れるアダプティブ・クルーズ・コントロール(ACC)を標準装備。しかも停止保持まで可能な渋滞追従機能付き。先行車が走り出したらスイッチ操作、またはアクセルを踏めば追従走行を再開。加減速の制御も絶妙で、ロングドライブでも心に余裕が持てて安心感がある。

※“渋滞追従機能付きアダプティブ・クルーズ・コントロール(ACC)”は、0km/h以上で作動。前方車両に接近しすぎる場合には、ブレーキペダルを踏むなどして適切な車間距離を保ってください。急なカーブや加速・減速の繰り返しが少ない、高速道路や自動車専用道路で使用してください


〈選ばれる理由④〉
万が一の衝突時に安全性を高める
サイドエアバッグを全タイプに設定


側面衝突時、センサーが衝撃を感知するとスピーディに展開するサイドエアバッグを全体タイプに標準装備。前席用エアバッグと併せて、乗員全員の保護性能を高めている。


〈選ばれる理由⑤〉
最適な運転姿勢は安全につながる。
テレスコピック&チルトステアリング機構を装備



シートサイズがたっぷりしていて、体をゆったりあずけられるのがN-WGNの美点。さらに、Hondaの軽として初めてステアリングに前後・上下に位置を調整可能(調整幅30mm)な機構を搭載。アクセルとブレーキは踏み換えやすく、体型によらず最適な運転姿勢を取れてとても運転しやすい。


〈選ばれる理由⑥〉
優れたパッケージングで荷物の載せ方いろいろ!


●2段ラゲッジボードの上段はショッピングカートからマイカゴを載せやすい高さに設計

「これぞHonda」を思わせるのが2段ラゲッジボード。上段にはショッピングカートからマイカゴをすんなり横に2つ積めちゃう。さらに下段にも荷物を分けて収められる、つまり底床かつ全高の高さを生かして荷室空間を最大限使えるわけだ。ボードは後席背面のフックに引っ掛ければ背の高い荷物にも対応。フルフラットにすれば圧巻の荷室スペースが出現!

●(写真左)後席背面のフックにボードを引っ掛ければ、背の高い荷物も収納可能。この状態でも後席はスライド可能だ (写真右)後席背もたれは座面がダイブダウンしながら前倒し可能。センタータンクレイアウトがなせる技だ


〈選ばれる理由⑦〉
前後席ともに乗り降りのしやすさに配慮が行き届く


●乗り降りの際に体重を支えられるように設計されている。地味な部分ではあるが、使い手に使い方を任せた工夫がHondaらしい配慮だ


助手席前のオープントレーは乗り降りの際に体重をあずけられるように設計。ドリンクホルダーもドア側に移設し、手を掛けやすくデザインされている。またリヤドア開口部が広く、後席乗り込み時の足さばきのしやすさが印象的。シートにまず腰掛けられるため、乗り降りの際に無理な姿勢にならなくて済むのだ。


●非常に大きく取られたリヤドア開口部のおかげで乗降性に非常に優れる

※Honda SENSINGは、ドライバーの運転支援機能のため、各機能の能力(認識・制御能力)には限界があります。各機能の能力を過信せず、つねに周囲の状況に気をつけ、安全運転をお願いします

〈まとめ=driver@web編集部 写真=難波賢二〉


N-WGNの詳細はこちらから
www.honda.co.jp/N-WGN/

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