2020/04/01 ニュース

ランボルギーニが医療用マスクとメディカルシールドの生産を開始【新型コロナウイルス感染拡大防止】

アウトモビリ・ランボルギーニは3月31日、サンタアガタ・ボロネーゼにあるスーパースポーツ生産工場の一部を医療用マスクとプレキシガラス製保護シールドの生産部門へと転換。生産したマスクは、新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックと闘うボローニャのサントルソラ=マルピーギ総合病院に寄付される。



この団結したイニシアチブに取り組むのは、ランボルギーニのインテリアや特別なカスタマイズを加工する部門で、1日1000枚のマスクを生産する予定。メディカルシールドについては、カーボンファイバー生産工場と研究開発部門にある3Dプリンターを使用、1日に200ユニットを生産する。


この活動は、エミリア・ロマーニャ州の承認および支援を受け、ボローニャ大学と協力して行われる。ランボルギーニが生産した医療用具は、ボローニャ大学のDepartment of Medical and Surgical Sciencesが監督する検証試験を受けてから病院に届けられる。

アウトモビリ・ランボルギーニCairman and CEOのステファノ・ドメニカリは次のようにコメントした。

「この緊急事態において、私たちは社会に貢献する必要があると感じています。サントルソラ=マルピーギ総合病院とは、当社従業員の健康維持・促進プログラムは研究プロジェクトでの専門的なアドバイスなどで、長年にわたり協力関係を築いてきました。皆が力を合わせて、日々このパンデミックの最前線で働く人々を支援し、コロナウイルスとの闘いに打ち勝ちましょう」


新型コロナウイルスによる非常事態に直面しているイタリア全土の団結と支援の象徴として、ランボルギーニではサンタアガタ・ボロネーゼの本社ビルを夕暮れにイタリア国旗の色にライトアップしている。

〈文=driver@web編集部〉

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