2020/02/20 ニュース

「ホンダジェット」の出荷機数が、3年連続で世界第1位に

ホンダの航空機事業子会社ホンダエアクラフトカンパニー(HACI)は2020年2月20日、「ホンダジェット」の2019年暦年(1月〜12月)のデリバリー数が36機となり、小型ジェット機カテゴリーにおいて3年連続で世界第1位(※)を達成したことを発表した。


2019年は、中国やカナダなど新たな地域で型式証明を取得。これにより機体の引き渡し地域が拡大した。また、緊急医療搬送用(Medevac)仕様の「ホンダジェット エリート」を発表したことによって多目的用途にも応えるなど、販路を広げている。

ホンダエアクラフトカンパニーの藤野道格 取締役社長は「ホンダジェットの革新的なデザインや高い性能によって、世界中のお客様に選ばれ3年連続デリバリー数ナンバー1を達成したことをとてもうれしく思います。ホンダジェットは今までにない効率的で快適な移動手段として多くのお客様にご利用いただいており、ホンダの先進技術によって新しいライフスタイルを今後も提供していきます」とコメントした。

現在、ホンダジェットは、北米をはじめ、欧州、中南米、東南アジア、中国、中東、インド、そして日本で販売されており、約150機が世界中で運用されている。

米国ノースカロライナ州グリーンズボロにあるHACI本社敷地内では、「ホンダジェット エリート」の主翼組み立ておよび各種スペアパーツなどを格納する新ハンガーの建設も開始しており、2020年中の完成、稼働開始を予定している。

※:General Aviation Manufacturers Association(GAMA)調べ

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