2017/11/28 ニュース

若い力と感激に! 技能五輪全国大会 開催

2017年11月24〜27日まで、栃木県で「第55回技能五輪全国大会」が開催されました。同大会は、青年技術者の技能レベル日本一を競うもので、将来日本を支える技能者の育成や「ものづくり」の大切さを知ってもらうことを目的としています。
大会は1963(昭和38)年から始まり、今回のとちぎ大会で55回目を数えます。競技に参加できるのは、大会開催の年に23歳以下の若者たちです。競技種目は「機械組立て」や「旋盤」、「機械製図」といったものから、「佐官」、「造園」、「レストランサービス」、「ウェブデザイン」など42職種と多岐にわたります。今大会には約1300人が参加し、自動車メーカーからも若手社員が「曲げ板金」、「自動車板金」、「車体塗装」などの種目に都道府県の代表として出場しました。
●マツダ所属選手の入賞者(左から永井選手、坂井選手、山村選手、竹田選手、松本選手、末安選手)
マツダは「曲げ板金」で出場した竹田 弘平選手が金賞を受賞。同職種でのマツダの金賞は6大会連続24回目とのこと。「曲げ板金」では、竹田選手に続き、山村 実久選手が銀賞、松本 展選手が銅賞、「車体塗装」では坂井 勇斗選手が銅賞、「自動車板金」では末安 秀行選手と永井 太裕選手が敢闘賞と、総勢6人の選手が入賞を果たしました。次世代 “魂動デザイン” の表現でも、きっと活躍してくれることでしょう。トヨタは参加した10職種のうち、「木型」、「電子機器組立」、「車体塗装」、「ITネットワークシステム管理」で金賞を獲得。今回の大会では、技能五輪の参加に向けた取り組みを開始して以来、2人目となる女性社員が金賞を獲得(木型職種)。トヨタグループ全体では、合計8個の金賞を獲得しました。
●「木型」金賞・松添美海(まつぞえ・みうみ)選手〈左〉。金賞受賞選手集合写真〈右〉
これからの日本の「ものづくり」を支え、発展させていくために、より高い技能の向上に期待したいです。

とちぎ技能五輪・アビリンピック2017 ホームページ

RANKING