2017/11/26 コラム

スーパー550チャレンジ「200Lの温泉、特急陸送便!」〈1987年9-5号から〉

11月26日、今日は “いい風呂” の日らしいです。みなさん、いい風呂、入ってますか? 今の時期は柚子湯とか、いいですねー。さて、こちらは、今から30年前の本誌9-5号 『スーパー550で極限面白チャレンジ!』と銘打った小特集からの一コマ。 副題に “レポーター&編集スタッフの根性パフォーマンス” と題し、アルトワークス、ミラターボ、ミニカエコノターボといった、当時の高性能550軽の実力を探るべく、それぞれに厳しい使命(?)が与えられ、クルマ、そしてレポーターの実力を試すというものでした。そのなかで、もっともシビアかつ、当時の本誌の特徴を表していた記事がこちらです。
●200Lの温泉を、山あいのいで湯から大都会東京へ特急陸送便!
レポーターは、当時の本誌編集部員・松尾。古い読者の方なら覚えているかもしれませんが、松尾は八重洲出版きっての温泉通。EB型スーパーチャージャーエンジン(44馬力/6.0kgm)を積んだハイゼット4WDの荷台に風呂桶を積み、その気になればいつでもどこでも入浴できるという、まさに一石二鳥の妙案……(?)と書かれています。解体屋でビール券と引き換えにステンレスの浴槽を借り、長野県安曇郡穂高温泉までハイゼットを走らせ、温泉スタンドから200Lの温泉を購入。慎重な梱包作業ののち、東京へトンボ帰り。編集部近くの眺めのいい場所で、東京湾岸の夜景を楽しみながら入湯するという、なかなか “豪勢” なものでした。題したタイトルは、『ネオン瞬くTOKYOをゆく露天風呂』。「東京温泉物語よりもはるか昔にこのような企画を掲載した本誌は、当時から時代の最先端を行くカー雑誌であったと言わざるを得ません」とは、自画自賛?の松尾の弁。取材は真夏に行ったのでまだなんとかなりましたが、今の時期は間違いなく風邪をひくのでマネしないほうがいいと思います。
●もちろん “まとも” な検証もしていました。萩原秀輝レポーターに奥山道子さん。そして行司は戸田治宏氏!?

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