2019/12/19 ニュース

リーフがさらなる快適化と熟成を図るマイナーチェンジを実施。発売は2020年2月

日産自動車は2019年12月16日、電気自動車「リーフ」をマイナーチェンジし、2020年2月より全国の日産販売店で発売する。価格は332万6400〜499万8400円。


今回のマイナーチェンジでは、運転支援技術「プロパイロット」や駐車操作のすべてを自動制御する「プロパイロット パーキング」の制御を最適化し、ドライバーの運転に近づけ、より自然な運転感覚を実現。また、「NissanConnect」に新たなサービス・コンテンツを追加。車内外でシームレスに「つながるクルマ」として使い勝手を向上させた。

「プロパイロット」と「プロパイロット パーキング」の進化について具体的には、運転支援技術「プロパイロット」は、下り坂での設定速度保持や、よりスムーズな減速を可能とするブレーキ操作などが可能となり、ドライバーのストレスをさらに軽減。また、ワイパー作動時の範囲拡大など、機能向上も図っている。

「プロパイロット パーキング」は、駐車時の発進や切り返しの際の待ち時間を短縮。さらに据え切りを減らすなど制御を最適化。これにより、車庫入れや前向き駐車の時間を約20%短縮しているという。

このほか安全装備面では、車線変更時の斜め後方の車両との接触回避をアシストする「インテリジェントBSI(後側方衝突防止支援システム)を新たに採用するなど、全方位での運転支援技術を拡充した。




「NissanConnect」については、カーナビゲーションとスマートフォンが連携し、乗車前の現在地から最終目的地までのシームレスなルート案内をする「ドア to ドアナビ」に、目的地に合わせて途中の充電プランを提示する日産発のEV専用機能を追加。さらに通信により地図更新を自動で行う「OTA(Over The Air)自動地図更新」、車内でWi-Fiが使えるようになる「docomo In Car Connect」などのサービスをリーフとして初採用した。

また、日産で初めてGoogleを用いた目的地検索や目的地周辺のGoogleストリートビュー、Google航空写真などの新サービスを採用した。このほか、ドアの施錠状態の確認やロックができる「リモートマイカーチェック/リモートドアロック」や、高齢ドライバーや免許を取り立ての家族の運転状況(速度・時間・エリア)をスマホアプリで確認できるドライブ制限アルミホイール&センターアラートなどの安心機能を充実させた。


ほかに、9インチ大画面の「EV専用NissanConnectナビゲーションシステム(地デジ内蔵)」を標準装備化(Sグレードを除く)。地図やメニュー画面が見やすく、操作がしやすくなっている。シャークフィンアンテナも全車で標準装備される。


ボディカラーには新たに「ビビットブルー」(日本新色)と「ステルスグレー」(日産初採用)を含む4つの新色を採用した。


[バリエーション&価格]

〈FF・モーター・62kWhバッテリー仕様〉

e+ G:499万8400円
e+ X:441万1000円

〈FF・モーター・40kWhバッテリー仕様〉

G:418万9900円
X Vセレクション:405万6800円
X:381万9200円
S:332万6400円

リーフの詳しい情報はこちら
https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/leaf.html

*製品仕様・価格(税込み)などは発表時のもの

日産
https://www3.nissan.co.jp

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