2017/11/23 コラム

あなたの(たぶん)知らない “特装キャリイ” の世界〈2〉

その前に「キャリイ」の基本構成をおさらい。言わずもがな荷台付きの軽自動車で、現行型の基本グレード構成は、エアコンやパワステ、パワーウインドーにCDプレーヤーまで標準装備する上級仕様の『KX』(価格:97万4160円〜)と、ベーシックな『KC』(価格:72万2520円〜)。それをベースに「アングルポストプロテクター」や「荷台作業灯」、「リヤゲートチェーン」などが備わる『KC農繁仕様』(価格:93万6360円〜)の3つをラインアップします。ちなみに『KC』と『KC農繁仕様』には「パワーウインド&パワードアロック」や「キーレスエントリー」、「メッキドアハンドル」などが追加された特別仕様車 “スペシャル” (価格:88万7760円〜)の設定もあり、シンプルなようで、結構複雑かつ多彩なバリエーションなのです。まぁ、そんなのは序の口の “序” なんですけど。では、本題の「キャリイ特装車」シリーズ。まずは “ダンプシリーズ” からどうぞ!怒濤のダンプ 6連発!
●「金太郎ダンプ」…低床設計で積み降ろしもラクラク。4枚リーフの強化リヤサスを備え、最大積載量は350㎏(全車共通)。価格:121万1760円〜

●「頑丈ダンプ」…その名のとおり、荷台床板を厚くし、ゲート部に補強柱が備わる丈夫な荷台が自慢。造園・畜産向け。価格:132万3000円〜

●「浅底ダンプ」…開口部を広くとった “浅アオリ”(ゲート)で土砂の排出もスピーディ。ゲートは後方1方開。土木建設向け。価格:126万1440円

●「清掃ダンプ」…深いゲートと大容量の荷台で大きなごみもラクラク積載。ダンプ時のリヤゲートは観音開き。価格:122万4720円〜

●「深底ダンプ」…選べる鳥居形状(写真は格子型)と3速AT車の設定によって幅広い用途に対応。ゲートは3方開。価格:114万6960円〜

●「リフトダンプ」…高所での積み降ろし作業も電動リフトでラクラク。造園、果樹園・農園、道路工事向け。ゲートは3方開。価格:151万2000円
ちなみに ダンプユニットは全車電動油圧式で「リフトダンプ」が新明和工業製、その他は 稲坂歯車製作所(ヤシマ)製となります。

超クール?な「食品シリーズ」

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