2019/09/24 ニュース

日産ジュークの後継車は……キックスか? ジューク日本撤退の理由は販売台数の低迷が原因?

ジュークが消え、キックスを投入!?



●欧州で発表となった2代目ジューク。生産は英国サンダーランド工場に集約され、日本には導入されない模様
driver最新号でもお伝えしたとおり、新型ジュークは日本に導入されないことが判明した。今回は、その続報。結論として、ジュークは日本から消え、新たなコンパクトクロスオーバーSUVの導入がウワサされている。そもそもコンパクトクロスオーバーSUVは世界中で人気のカテゴリー。日本でも同様で、各自動車メーカーはニューモデルを続々と投入している。2019年9月20日にはマツダがCX-30の日本仕様を発表。トヨタとダイハツはC-HRの下に位置するモデルを開発中とウワサされるなど、目の離せないカテゴリーだ。そんななか、日産だって黙ってはいない。日本限定の改良を施したスカイラインに代表されるように、日本独自モデル開発も期待されるが、どうやらそうではなさそう。日産の海外モデルに目を向けると、”ちょうどいいサイズ”のクロスオーバーSUVの存在があった。それは、日産キックスだ。
キックス(かつて三菱パジェロミニのOEMモデルにも使われていた車名)は、2016年からグローバルに販売されているコンパクトクロスオーバーSUV。2018年からはジュークが北米から撤退、その後継車としてキックスを導入。北米における日産SUVのもっともコンパクトなSUVとしての位置づけだ。

日本仕様にはe-POWER搭載か

プラットフォームはVプラットフォームと呼ばれ、ノートなどと同じ系統。海外仕様のエンジンは1.6リットル直4ガソリンで、最高出力122馬力、最大トルク114Nmを発揮。FFのみのラインアップとなっている。ボディサイズは、全長約4295mm、全幅約1760mm、全高約1585mm。新型ジューク(全長4210mm、全幅1800mm、全高1595mm)よりも全長が長く全幅は小さいスタイルだ。デザインは、奇抜なジュークに対してオーソドックスな雰囲気。日産の最新デザインであるVモーショングリルやフローティングルーフなどが織り込まれ、たしかに日本でもウケそうな印象。
気になるのは、「ガソリンのみ」というパワートレーン。日本導入にあたっては、おそらくe-POWERが搭載されるはず。ノートやセレナのシステムをキックスにも導入し、「e-POWER初搭載の日産SUV」として売り込むのではないだろうか?現在キックスは、ブラジル、インド、メキシコなどで生産されているが、日本向けキックスは日本の追浜工場で生産されるはず。新型ジュークのラインは追浜工場から抜け、英国サンダーランド工場に集約されるからだ。この抜けた穴をキックスが埋めることになるだろう。ちなみにノートe-POWERも、2016年からこの追浜工場で生産されている。
●キックスのインパネ。そのクオリティはなかなか高そう

ジューク撤退の理由は……販売台数の低迷か?

なお、そもそもの疑問は解決できていない。なぜ、ジュークではなくキックスなのか。新型ジュークにだって、e-POWERを搭載できるはずなのに……。その理由は、販売台数の低迷ではないかと考えらえられる。現行型ジュークの2018年4〜9月の月平均販売台数は、350台満たない。売れ筋カテゴリーだというのに、あまりにも寂しい数字だ。それも仕方がない。初代ジュークがデビューしたのは2010年。その登場とともにジュークが切り開いた”小粋なSUV”市場には、数々のライバルが現れた。その間、先駆者ともいうべきジュークはマイナーチェンジや一部改良のみといった状況。それでも、今なお古さを見せないユニークなデザインは老若男女に受け入れられ、ジュークという車名は日本でもかなり受け入れられたと思うのだが? ジューク日本撤退の判断が、販売台数の低迷だけが理由だとしたら、それはあまりにも寂しいと言わざるをえない。さまざまな車名が消えていく日産ラインアップのなかで、今回のウワサはなかなか信憑性が高い。その行方は、おそらく2019年10月にスタートする東京モーターショーで明らかに……なるかも?
●キックスのラゲッジルーム。スクエアな形状で使い勝手はよさそうだ
〈文=編集部〉

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