2019/09/04 ニュース

新型日産ジューク、エンジンは1リッターターボ! 詳細スペックも明らかに

ボディサイズを拡大


2019年9月3日(現地時間)、日産は2代目となる新型JUKE(ジューク)を欧州公式サイト上で公開した。初代は2010年6月にデビュー。じつに9年ぶりのフルモデルチェンジとなる。今回公開されたのは、欧州仕様。エンジンは1リットル直3ターボで、最高出力117馬力、最大トルク180Nm(ブーストスイッチで200Nmまで向上、25秒間)。トランスミッションは6速MTに加えて、7速のデュアルクラッチトランスミッション(DCT)を組み合わせる。先進運転支援技術「ProPILOT(プロパイロット)」(※スカイラインに搭載したプロパイロット2.0ではない)、車内WiFiを使った通信システム「NissanConnect」なども採用される。

■詳細スペック

ボディサイズ:全長4210mm✕全幅1800mm✕全高1595 ホイールベース2636mm車両重量:1192kg(6速MT)、1210kg(7速DCT)荷室容量:422リットルエンジン:999cc直3ターボ最高出力:86kW(117ps)/5250rpm最大トルク:180Nm(※200Nm)/175rpm ※ブースト時最高速度:180km/hサスペンション:前ストラット/後ツイストビーム

先代のイメージを残しつつ、よりスポーティに


●ホイールは19インチが最大で、16,17インチも用意
先代もかなり特徴的な”顔”が売りだったが、新型もフロント灯火類の配置などは踏襲。Vモーショングリルからつながる上部のライトはこれまで同様にポジションランプとターンランプ。丸型のライトが前照灯、バンパー下部に配置されているのがフォルランプだ。リヤまわりで特徴なのは、リーフやエクストレイルなどと同様にフローティングルーフを採用した点。リヤドアノブは先代同様、Cピラー部に配置されている。リャコンビランプはブーメランのような形状をやめて、ごく一般的なデザインに。奇抜さよりも、モダンな印象を与えている。
プロポーションは、ボディ拡大に伴ってより力強いスタンスを獲得。Bセグメントに属するジュークだが、華奢さはなくアスリート感あふれる印象である。

インテリアデザインはよりモダンな印象に



デザイン処理で魅せた先代と売って変わり、新型は質感にも力を入れている。ダッシュボードには新たにソフトパッドをあしらい、ドアトリムなどにも手触りのいい素材を配置。ブラック内装ではスポーティな先代のイメージを引き継ぐが、新たにコントラストが強めのファッショナブルなインテリアも用意されるようだ。
●BOSEのサウンドシステムを選ぶと、ヘッドレスト部にスピーカーが配置されるようだ
注目はパッケージの進化。正直、広さという面ではもの足りなかった先代のネガを払拭。Bセグメントのサイズ感をギリギリ保ちながら、後席ニースペースは5.8cm、後席ヘッドクリアランスは1.1cmとそれぞれ拡大。荷室スペースはなんと422リットルと大容量だ(ホンダ ヴェゼルは393リットル、ハイブリッド)

日本仕様はどうなる? e-POWERは?

今回公開されたパワートレーンは1リットル直3ターボのみだが、欧州にも投入を宣言しているe-POWERも設定されるはず。日本仕様は、e-POWERがメインになるはずだ。10月の東京モーターショーではおそらく日本仕様が公開され、2019年末には受注を開始するかも?
●ジュークの売りであるパーソナライゼーションも進化。さらに自分好みのスタイルを組み合わせられる模様
〈文=編集部〉

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