2019/08/20 カー用品

【ハイエースでいこう!】WORKVOX 、不便を楽しめる SEDONA TYPE Ⅲのある バンライフ

200系ハイエースカスタムパーツWORLD

SEDONAWORKVOX VAN LIFE PROJECTセドナ ワークヴォックス バンライフプロジェクト 空前のキャンプブームと呼応するように、車中泊カーと呼ばれる車両の人気も拡大している。なかでも「バンライフ」というカーライフスタイルは、今年もっともホットなキーワード。それならとばかりにバンライフを体現すべく、最新モデルのセドナ タイプⅢでフィールドへと遊びに出かけてみることにした。
 

ナチュラルウッドが生む居心地のいい室内空間

数多くのキャンピングカーメーカーが車中泊車をリリースしているが、2019年のトレンドのひとつが「バンライフ」と呼ばれる新ジャンルだ。電気に頼ることのない「オフグリッド」や極力モノを持たないで生活する「ミニマリスト」といった多様化するライフスタイル。これらに呼応するように、好きな荷物を載せて窮屈な都市生活から抜け出し、限られた空間や少しの不便さはあるが自由気ままに旅をするという「バンライフ」が誕生した。これはクルマのスタイルというよりは、ライフスタイルのひとつだと言える。一昨年くらいから欧米の若者を中心にSNSやメディアから一気に拡散し、そのムーブメントが日本にも到達した。「セドナ」はそんなカーライフを提供するために立ち上げられたブランドだ。セドナを運営するワークヴォックス社はキャンピングカー製造メーカーとして知らない人がいないほど知名度が高く、その職人による作り込みの高さには定評がある。タイプⅢは乗車定員が6人で、2列目に3人がけバタフライシートを採用。前向き乗車はもちろん、シートを後ろ向きに反転させたり、段差なくフルフラットにすることも可能だ。荷室部分も特徴的で、フロア部分にかさ上げ加工を施し、セカンドシートと合わせてベッドにできる。また、フロアには天然のムク材を使用。天井や壁面にも本物の木を使うことで、心地よい室内を演出。ギア感とカフェのような空間を併せ持ち、効率ばかりを求めるキャンピングカーとは一線を画した存在感があり、ほかに類を見ない。また時間がたつにつれ、木の風合いが変わっていくのも楽しめる。さらに、一番のポイントはリヤゲートに備わるスライドアウトテーブル。ここは収納スペースにもなるし、キャンプ場などではオープンキッチンとして利用できる。こうしたアイデアもキャンプ好きが生み出したクルマならでは。こんなクルマがあれば、家族や仲間との外遊びがもっと楽しくなるし、乗り込んだときのワクワク感も十分感じられる。それでいて車両価格398万円〜(税別)というのもうれしい。実際に撮影でキャンプ場に訪れてみると、プライベート空間としての居心地のよさや使い勝手のよさを十分に実感できた。場内での注目度も満点だったが、それ以上にモデルのみかみさんの喜びようがその魅力を証明しているのではないだろうか。さらにイマドキの「SNS映え」という意味でも写真に収めたくなる作りも魅力的だ。 

●シンプルなインテリアは使う人によってコーディネートがしやすい作り。反転するセカンドシートにより使い勝手が高い

●床下収納に収まるベッドマットをフロアに置いてリラックス。右キャビネットにはお気に入りのモノを並べて部屋感をアップ

●スライドアウトテーブルは収納スペースとしてはもちろん、耐荷重もあるので天板を利用して調理もできるのも大きな魅力

●就寝定員は2人だが、オプションのルーフテントを装着すれば家族旅にも対応。旅の相棒、キャンプや遊びの基地にピッタリ!
 <文=伴 隆之 写真=安藤 誠 モデル=みかみ 撮影協力=河内川ふれあいビレッジオートキャンプ場>*製品仕様・価格(税込み)などは掲載時のもの
<問い合わせ>ワークヴォックスTEL:0774-63-7600http://sedona-vanlife.com 

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