2017/11/01 イベント

F1 第18戦 メキシコGP フェルスタッペン満面の笑みでV2!

第18戦 メキシコGP
メキシコシティ アウトドローモ・エルマノス・ロドリゲス(2017年10月27〜29日)
4.304km×71周
決勝:10月29日(日) 晴れ気温:23〜24℃/路面温度:37〜42℃/ドライ

ハミルトン追い上げて4度目の王冠。

予選結果は、最速タイムかつ自己ベストを記録したベッテル(フェラーリ)が今季4度目のポールポジションを獲得。2位はフェルスタッペン(レッドブル)、3位はブレーキングミスで大きくタイムロスしたハミルトン(メルセデス)となり、ボッタス(メルセデス)、ライコネン(フェラーリ)、リカルド(レッドブル)と続いた。ハミルトンはランキング2位のベッテルに66ポイント差をつけており、5位以上でチェッカーを受ければ、自身4度目のワールドチャンピオンを獲得という状況で今大会を迎えた。ちなみにベッテルがハミルトンのタイトルを阻止するためには2位以上でのフィニッシュがマストとなる。決勝日は曇り空だったが雲間から強い日差しもあり、気温24℃、路面温度は42℃まで上昇した。ポールからの好スタートを見せたベッテル。しかしターン1でフロントローのフェルスタッペンがベッテルと接触しながらもトップへ浮上した。その隙をついてハミルトンが2番手にポジションを上げ、ベッテルの前へ出る。そのままターン3へ入るが、トップを行くフェルスタッペンに前を塞がれ、背後から迫るベッテルがハミルトンの右後輪に衝突! ハミルトンは右後輪をバースト、ベッテルはフロントウイングを破損し、ともにピットインからの最後尾20番手、19番手でコースに復帰する。その間、フェルスタッペンは毎周のようにファステストラップを刻んでレースをリード。迫るボッタスに19秒差をつける大勝した。今季2勝目、キャリア3勝目を挙げた。3位はライコネン。また、ハミルトンとベッテルは最後尾からオーバーテイクショーを繰り広げ、ハミルトン9位、ベッテル4位でレースを終えた。これにより、ハミルトンはアラン・プロスト、ベッテルに並んで4度目の王冠を確定させた。マクラーレン・ホンダは、アロンソが快走で10位入賞を果たして1ポイントを獲得。バンドーンは12位だった。
●ターン3へもつれ込むフェルスタッペン(レッドブル)、ハミルトン(メルセデス)、ベッテル(フェラーリ)

●今季2度目の勝利、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)

●マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
 

 

2017 第18戦 F1メキシコGP 決勝 結果

順位Noドライバーチーム周回数得点
33マックス・フェルスタッペンレッドブル7125
77バルテリ・ボッタスメルセデス7118
キミ・ライコネンフェラーリ7115
セバスチャン・ベッテルフェラーリ7112
31エステバン・オコンフォース インディア7010
18ランス・ストロールウィリアムズ70
11セルジオ・ペレスフォース インディア70
20ケビン・マグヌッセンハース フェラーリ70
44ルイス・ハミルトンメルセデス70
1014フェルナンド・アロンソマクラーレン ホンダ70
122ストフェル・バンドーンマクラーレン ホンダ70
 

ドライバーズ・チャンピオンシップ

順位ドライバーポイント
ルイス・ハミルトン333
セバスチャン・ベッテル277
バルテリ・ボッタス262
ダニエル・リカルド192
キミ・ライコネン178

コンストラクターズ・チャンピオンシップ

順位コンストラクターポイント
メルセデス595
フェラーリ455
レッドブル340
フォース インディア175
ウィリアムズ76
(第18戦メキシコGP終了[2017年10月29日]時点) 

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