2019/03/01 ニュース

[ジュネーブショー]トヨタ、新型スープラのGT4仕様「GR Supra GT4 Concept」を世界初披露

トヨタは、2019年3月7日〜17日に開催される第89回ジュネーブ国際モーターショー(スイス)で、新型スープラのレース仕様「GR Supra GT4 Concept(GRスープラGT4コンセプト)」を世界初公開すると発表した。トヨタがグローバルで推進する「もっといいクルマづくり」の取り組みのもと、モータースポーツにおいても、ユーザーが気軽にレースを楽しめるよう、また、モータースポーツへの挑戦を通して、そこから得られるフィードバックによりさらにクルマを鍛えることを目指している。これをTOYOTA GAZOO Racingが担い、ユーザーがプライベートでレースに参戦する”カスタマーモータースポーツ”へもいっそう力を入れていくという。GR_SUPRA_GT4_CONCEPT
●GR Supra GT4 Concept
GR_SUPRA_GT4_CONCEPT
●GR Supra GT4 Concept
「GRスープラGT4コンセプト」は、TOYOTA GAZOO Racing初のグローバルモデルである「GR Supra(GRスープラ)」をベースとしたレーシングスタディモデルとして製作。新型スープラを使用したカスタマーモータースポーツの可能性を検討するため、欧州のモータースポーツ開発拠点であるトヨタモータースポーツ有限会社(Toyota Motorsport GmbH)が開発を担当した。GT4は、カスタマーモータースポーツカテゴリーのひとつ。プライベーターは、市販車に改造を加えたレース仕様車を購入して、スーパー耐久シリーズやVLN(ニュルブルクリンク耐久シリーズ)など、世界で行われているさまざまなレースに参戦できる。欧州やアメリカで人気のカテゴリーだ。GR_SUPRA_GT4_CONCEPT
●GR Supra GT4 Concept
新型スープラは軽量、低重心、高剛性にこだわって開発されており、こうしたカスタマーモータースポーツのベース車両にも適しているという。今回公開するコンセプトカーは、市販車からさらに軽量化を図り、ロールケージやサスペンション、ブレーキ、リヤウイングなどのレース専用部品を装着している。 トヨタは、2019年からNASCARエクスフィニティシリーズやニュルブルクリンク24時間耐久レース(SP8Tクラス)に新型スープラで参戦する。また、2020年にはスーパーGTのGT500クラスにも参戦を予定する。TOYOTA GAZOO Racingは、新型スープラのモータースポーツでの活躍の場をさらに拡大するとともに、そこで得られた知見やノウハウを「もっといいクルマづくり」に生かしていくという。
●2019年は従来のカムリに代わり、スープラでNASCARエクスフィニティシリーズに参戦する
 
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