2018/11/16 ニュース

なんかかっこいいぞホンダのEV! 中国専用EV「理念VE-1」を広州モーターショーで世界初公開

たぶん、ヴェゼルがベース

ホンダは、中国・広州で開催されている2018年広州モーターショー(第16回 広州国際汽車展覧会、プレスデー:11月16日、特別招待日:11月17〜18日、一般公開日:11月19〜25日)において、中国専用EV「理念VE-1」を世界初公開した。広汽ホンダの自主ブランドモデルである理念VE-1は、本田技研科技(中国)有限公司(総経理:水野泰秀)と広汽本田汽車有限公司(総経理:佐藤利彦 以下、広汽ホンダ)との共同開発により、中国専用に投入する初の量産EVだ。理念VE-1は、ホンダのコンパクトSUVプラットフォームをベースに、高効率なEVユニットを高いパッケージング技術でレイアウトすることで、クラストップレベルの室内空間を実現。また、大容量バッテリーを床下に配置することによる低重心化や、サスペンションの最適化などにより、高い走行安定性を発揮。53.6kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載し、340km(NEDCモード、欧州での計測方法)の航続を可能とした、最大出力120kW、最大トルク280Nmを発生するパワートレーンは、パワーやトルクの緻密な制御による3つの走行モードを備え、「SPORT EV」として意のままに感じられるようなドライビング性能を実現している。ホンダのコンパクトSUVといえばヴェゼル。写真をよく見ると、リヤドアノブがピラーデザインに隠れている。これは確かにヴェゼル。フロントマスクは大胆に変わっていて……なんだかっこいいじゃん! でも、中国専用なので日本には導入されないだろう……。

そういえば、あの2台の行方


●ホンダ アーバンEVコンセプト(左)とホンダ スポーツEVコンセプト(右)
ホンダのEVというと、2017年の東京モーターショーに出展されたこの2台が気になる。初代シビックのようなスタイルの「アーバンEVコンセプト」は、EV専用プラットフォームを採用。2019年欧州に発売するとしている。こちらは、日本にも導入されると編集部では予想! 一方、スポーツタイプのEV「スポーツEVコンセプト」は、その企画自体がポシャったと聞いている。噂では後輪駆動のプラットフォームだったから、「こりゃ楽しそうだぞ」と思っていたのだが、凍結とは残念である。いや、またその企画が復活していたりして……?  

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